地元の植物を求めて(エアプランツ編)
先週の土曜日は地元に帰る予定があった為、インスタで偶然フォローしていたエアプランツの店を訪ねてみることにした。
「LILWA」
エアプランツを主に扱っているお店である。狭いながらも小綺麗な内装で、よく見るものからマイナーなエアプランツまで数多く揃えていた。エアプランツ以外にも品揃えはあったが、主にエアプランツの価格帯は小さいもので¥200~¥5.000と言ったところ(安い)。デカいものだと¥10.000は優に超えるが当たり前である。
オーナー様とは事前にインスタで「明日行きますね~」みたいな軽いノリで来店。あ、ちなみに名前を名乗るどころか本当に行きますねとしか言っていない。昼時に到着したが、この日は来店していたのは自分だけであり、オーナーさんとは存分に話を楽しむことが出来た。
そもそもエアプランツってなんぞや?という人もいるだろうが、超大雑把に説明すればこうである。
・土に埋めなくても育つ植物。
・日光の少ない室内でも充分に育つ。
・一週間に一度の水遣りで済む。
・どう飾っても自分の部屋がオシャレになる。
本当に超大雑把に四点説明したが、簡単に言えば女ウケのいい部屋にしたいならとりあえず飾っとけ?てきなヤツである。
ちなみに私は既に十種近く部屋に飾っているが、確実にウケは良い。我が身を持って実証済み、というより、この必死さは伝わるであろうか。
しかしながら、世間では簡単簡単、と言いながらこれまた難しい植物ではある。
これは自分で育ててきた勘であるが、まず水遣り、はシビアではない。水遣りの後の乾かし具合がかなりシビアだと思えた。
一週間に一度、霧吹きで水遣りを行うのだが、普通に風に当てながら乾かすだけである。
クソほど簡単である。
ただ、場合?運?によってはこの後エアプランツは死ぬ。
何が言いたいかと言えば、葉の間に残った水分が、エアプランツの根元の部分を腐らせてしまうのである。しっかり乾かせば恐らく問題ないのだが、まず乾いただろうと思って取り込んでも、腐る時は腐ってしまうのだ。この具合が非常にわかりづらい。
もう一つに、これはエアプランツの生死にあまり関わらないのだが、乾燥していると葉先が茶色に枯れやすい。ようするに見栄えの問題が大きい。
対策としては、風通しの良い部屋で、室内機で湿度を高めにするなどの方法がある。が、まずオシャレさんな皆様はそこまでやる気はないだろう。
これはそこまで気にしなくても問題は無いが、今後のことを考えれば率先してやるべき事ではある。
簡単な理由としては、水だけ与えれば細長くガリガリなエアプランツに育ち、湿度を与えれば丈夫で太いエアプランツになる。それだけである。
変態になりたいのであれば是非とも率先して行っていただきたい。ちなみに私はまだ持っていないが、来月の給料に乞うご期待と言ったところか。
他にも銀葉や緑葉などによって性質に違いはあるのだが、自分達のようなアマチュアエアプランティスト(?)はあまり気にしなくても良いと思う。
長丁場となったが、だいたい自分に説明出来るのはこんな所である。素人が語り過ぎたという部分少し反省している。せいぜい参考にはしないようにして頂きたいが、マジで部屋がオシャレに一変するので興味を持ったら育ててみて欲しい。
今回はLILWAの説明と言うよりエアプランツの説明になってしまったが、非常にオーナー様も良い人で快く色々なことを教えて下さった。お子さんもめちゃくちゃ可愛いので、場所をググって是非とも見に行っていただきたい。
明日はLILWAオーナーの地元オススメ店をもう一件紹介する予定。長文になったが、最後にいつも通り多肉植物の説明で締めくくりたいと思う。
桜吹雪【アナカンプロセス属 原産地 南アフリカ】
自分が見た多肉植物系でも珍しく紅葉時には葉先がピンク色に染まる品種。他と一線を引く綺麗さだが、紅葉させていないとほんとただの緑でなァ、って感じで地味だったりする。多肉の中でも増やしにくい。